top of page

2018.5.8

  • 執筆者の写真: yuko kanamaru 青波日記
    yuko kanamaru 青波日記
  • 2018年5月8日
  • 読了時間: 1分

昨日のこと、原宿駅を降りたら雨が降り始めていた。横断歩道を渡ったGAPの前で自転車が引っ張る屋台とすれ違った。屋台にはハッとするほど鮮やかなオレンジやピンク、グリーンなどのビニール傘が吊り下げられ、アフリカ系の男性が「カサー、カサー」と売り声をあげていた。一瞬、10数年前のマンハッタンの街のがフラッシュバックした。摩天楼に雨が降り出した途端、どこからともなくアフリカ系の男性が現れ、「スリーダラー、スリーダラー」と声をあげながら黒いジャンプ傘を売り歩いていたのだ。ここ数年で東京も在留外国人が急増して色んな民族の人が暮らすようになり、街の景色も変わっているのを実感。

原宿を訪れた目的はキャットストリート隠田商店街会長へのインタビュー。知っている人にとっては有名な話だろうが、キャットストリートは渋谷川の暗渠で、そこを中心にかつては隠田という地名がつけられていた。徳川家康から信頼されていた伊賀忍者の隠れ里で、かつては田園風景が広がっていたらしい。原宿、神宮前という地名しか知らなかったけれど、この地に住んで3代目という会長さんの話を聞いて、隠田という地名がもっと知られるようになってほしいと、私も思った。

 
 
 

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page